サイクリスト必見!お尻の皮がむけない「中空ニットサドルカバー」の開発秘話
ツールドのとへの挑戦と、お尻の痛みとの戦い
私が初めてツールドのとに挑戦したとき、練習の段階で長距離走行によるお尻の痛みが大きな問題だと気づきました。この悩みを解消するため、私は独自のサドルカバーを開発しました。
それが、この写真のサドルカバーです。
発明の原理:体重を「一点」ではなく「全体」で支える
私のサドルカバーのポイントは、市販のサドルカバーやパッド入りパンツとは根本的に異なる、その原理にあります。
使用したのは、厚さ3mmの「中空ニット生地」です。
- 骨が出ている部分を凹ませる: この生地を使うことで、サドルに座ったときにお尻の骨(坐骨)が出ている部分だけが、サドルカバーに自然に沈み込み、凹んでくれます。
- 体重分散の実現: これにより、体重が骨の一点に集中するのではなく、お尻全体に分散して支えられる構造が実現します。
実験で証明!市販品との圧倒的な違い
このサドルカバーの初陣となったツールドのとでは、長距離を走ってもお尻がまったく痛くならず、無事に完走できました。
しかし、その効果を確信するために、2年目はあえてカバー無しで出場しました。結果は散々です。
- 2日目からお尻が痛み始め、
- 3日目の朝にはお尻の皮がむけ始め、夕方のゴールまで痛みをこらえながら走る羽目になりました。
- その後、3日間はまともに座ることもできませんでした。
自転車用パンツの盲点
一般的な自転車用パッド入りパンツは、骨の出ている部分に厚いパッドを入れることでクッション性を高めています。しかし、これは体重を支える骨の場所にパッドを入れて、かえって体重を一点に集中させていることになります。
私のサドルカバーは、このパッド入りパンツよりも、普段着と組み合わせた方が長距離でもお尻が痛くなりません。
もし、自転車用パンツにパッドを入れるなら、坐骨が当たる部分を凹ませた形状のパッドを入れる必要があるでしょう。
この「お尻の皮がむけないサドルカバー」は、現在、販売していません。
過去にbicoolブランドとしてAmazonで販売していました。
お尻の痛みに悩む全てのサイクリストに、ぜひ一度試していただきたいです!

