年末のトランペット洗浄

金沢ベースの日常
トランペット

年末恒例:トランペットの分解洗浄と再注油

 

年末の恒例行事として、トランペットの徹底的な水洗いを行いました。トランペットは部品点数が比較的少ないため、分解と組み立てが容易です。

 

洗浄手順:分解と内部の清掃

 

まず、全てのパーツを完全に分解します。その後、以下の手順で洗浄を進めます。

  1. 水洗い: シンクに水を張り、分解した本体とパーツを浸します。
  2. 内部の清掃: 管の内部に専用のクリーニングブラシを差し込み、擦り洗いします。長期間溜まっていた黒い汚れや不純物が水中に大量に浮き出てくるのを確認しました。
  3. 細かいパーツの洗浄: ピストンや抜き差し管など、全ての細かなパーツも丁寧に水洗いします。
  4. 水切りと乾燥: 洗浄を終えたら、水切りを行い、パーツを並べて完全に乾燥させます。

 

注油と組み立ての注意点

 

乾燥後、組み立てに入りますが、トランペットの動作を滑らかに保つためには、オイルの使い分けとパーツの位置に細心の注意が必要です。

  • オイルの使い分け: トランペットには粘度の異なる3種類の専用オイルを使用します。
    1. ピストンオイル: 粘度が最も低く、ピストンバルブに塗布し、迅速な動作を確保します。
    2. スライドオイル: 演奏中に親指や中指で操作するスライド部分に塗り、スムーズな抜き差しを可能にします。
    3. スライドグリス(クリーム): 一番前にある主管抜差管(チューニングスライド)など、頻繁には動かさないが気密性を保つためのスライドに塗布します。
  • 組み立ての注意: 部品は互いによく似ていますが、元の場所に戻さないと動作がぎこちなくなります。慎重に確認しながら組み立て直します。

今回は洗浄後ということもあり、普段より多めにオイルを塗布して組み立てを完了しました。吹き心地は非常に清々しくなり、気持ち的に音が出やすくなったような気がしています。