易不易

易不易の真実:本当に「変わらないもの」はあるのか?

 

「易不易」とは、「変わるもの(易)と変わらないもの(不易)」という二つの概念を指します。一般的にビジネスや哲学で語られる際、この「不易」には企業の理念や人生の真理などが当てはめられます。

しかし、私はこう考えます。

長い目で見れば、物理の法則を除いて、この世界に「不変(不易)」のものはないのではないでしょうか。

 

変化しないように見える「不易」の正体

 

私たちが「変わらない」と思っているものの多くは、変化のスピードが極端に遅いために、そう認識されているに過ぎません。

例えば、文化、社会のルール、あるいは地球上の地形ですら、私たちが生きる数十年というスパンで見れば「不変」のように見えます。しかし、数百年、数千年、数万年という長いスケールで見れば、それらは絶えず変化し続けています

真に「不易」と言えるのは、宇宙を支配する物理の法則、例えば、万有引力の法則やエネルギー保存の法則といった、根本的な原理のみです。

 

変化を前提とした行動を

 

つまり、この世界は「物理法則という不易」の盤石な土台の上で、その他のすべてが「易(変化)」し続ける流動的な場なのです。

私たちはこの真理を受け入れ、「変わらないもの」に固執するのではなく、すべてが変化していくことを前提に、柔軟に対応していく姿勢こそが重要だと考えています。